02 — 課題
ナビを見ていると、
街が消える。
東京には情報が溢れています。アプリには無数の口コミとピンが立ち、 どこへ行くべきかを絶えず提案してくれます。 それは便利でもあるけれど、どこか疲れる旅の仕方でもある。
観光地として名の通った場所ではなく、 少し路地に入ったところにある静かな公園、 地元の人が昼間から入っている小さな定食屋—— そういうものは、混み合ったリストには載っていません。
手描きの地図には、そういった個人的な視点だけが残ります。 余計な情報を省いた分、街の空白が見えてくる。 その空白を歩くのが、この地図の使い方です。
04 — 体験
地図を広げる、
その小さな儀式。
朝、宿を出る前に今日の地図を選ぶ。 どのエリアを歩こうか、どのあたりから始めようか。 折りたたんだ紙を広げる動作が、その日の探索を始める合図になります。
手描きの線は、印刷された地図とは少し違う読み心地があります。 「この細い道は何だろう」と思いながら歩いているうちに、 思いがけない場所に出ることがあります。 それが、この地図の使い方のひとつです。
旅が終わったあと、地図に自分のメモを書き加えてもいい。 次に来るときの手引きとして、引き出しにしまっておいてもいい。 一枚の紙が、旅の記録になります。
出発前
今日歩くエリアの地図を一枚、ポケットへ。残りの三枚は宿に置いておいても。
迷ったとき
地図を開いて現在地を確認する。そのひと手間が、周りを見回すきっかけになります。
気になる場所を見つけたとき
地図の余白に小さく印をつける。あとで振り返ったとき、その日の歩いた軌跡が見えてきます。
旅の後
書き込みのある地図は、ガイドブックとは違う、あなただけの東京の記録になります。
06 — 根拠
地図を描いた人が、
実際に歩いたエリア。
このシリーズの地図は、東京に長く暮らした人が実際に歩き、 個人的に記録したものをもとにしています。 観光客向けに整えられたリストではなく、 足を運んで気づいたことが線になっています。
だから、有名な観光地のすべてが載っているわけではありません。 でもその分、混み合ったリストには出てこない視点があります。
紙の仕様
ソフトマットの上質紙を使用。折りたたんでも破れにくく、屋外での使用にも耐えられます。濡れた手でも扱いやすい表面処理。
描き方について
手描きのラインをスキャンして印刷しています。細部の揺れや余白は意図的なもの。完璧な正確さより、歩くためのガイドとして機能することを優先しています。
書き込み可能
表面は鉛筆やボールペンで書き込みができます。自分のメモを加えて、一枚の旅日記にしてください。
08 — 次のステップ
地図を持って、出かけましょう。
地図について、何でもお聞きください。
どのエリアから歩き始めるか、
一緒に考えましょう。
旅のスケジュールや好みに合わせて、ご提案できることがあります。気軽にどうぞ。
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